「旅をしながら仕事をしたい」そう思ったのが2014年11月。それから1年かけて旅をしながらできる仕事の仕組みをつくり、2015年9月に海外に飛び立ちました。
「旅をしながら仕事ができるなら?」
世界中のオシャレなカフェを巡りながら仕事をしてみたり、世界の絶景を写真に納めながら旅をしたり、冬になったら南国でぬくぬくと仕事をしてみたり…
そんなライフスタイルに憧れる人も多いのではないかなぁと思います。
私自身、オシャレなカフェが大好きで、街中にオシャレなカフェに出会うと「ふぅおぅわぁぁぁぁぁ」と声ないならない声が溢れ出てくるような感覚になり、ただただこのカフェにずっといたいと思ってしまいます。
けど、旅をしながら仕事をするってどうすればいいの?自分にできることなんて何もないんだけど…と感じてしまう人もいるかもしれません。
けど、私も最初は全くの0(ゼロ)の状態でした。旅をしながらできる仕事が自分にできるなんて思ってもみなかったし、そんなスキルは持ってないと思ってました。
そんな何も持っていないなかった私が「旅をしながら仕事をするためにやってきたこと」をお伝えできればと思います。
以前私が感じていた、旅をしながら仕事はしてみたいけどどうすればいいのか分からないという人にとって、少しでもヒントになる部分があれば幸いです。
目次
旅をしながら仕事をするってどういうこと?

旅をしながら仕事をするというライフスタイルは、日本ではまだまだ珍しいのかなぁと感じることもしばしばあります。
私自身オフィスは決まった場所で、毎日同じオフィスに出勤するのが当たり前だと思ってました。
けど、最近では旅をしながら仕事をしている人はも少しずつ増えてきています。そんな働き方をしている人は、一方ではノマドワーカーとも呼ばれています。
ノマドワーカーとは、場所に縛られることなく働くことができ、様々な場所を移動しながら仕事をしている人を指します。
ノマドワーカーは場所に関係なく仕事ができるので、まさに旅をしながら仕事をするのにもピッタリな働き方です。
イメージとしては、海外のカフェでPCを広げて仕事をしていたり、旅先に向かう空港のロビーで仕事をしていたりするような感じかなぁと思います。
旅をしながらできる仕事の種類

では、実際に旅をしながらできる仕事にはどんなものがあるでしょうか?
個人的に思う「場所にとらわれずにできる仕事・職業」をまとめてみました。
Webライター
ライターというと、あるテーマに基づいて資料を収取したり取材をして雑誌、書籍、Webサイトに掲載する記事を書く仕事ですが、旅をしながら仕事をしている人はWebライターとして仕事をしている人が多い印象です。
最近ではオンライン上で仕事の受注ができるクラウドソーシングを利用してライターの仕事をしている人も多く、気軽に誰でも始めることができるようになりました。
初めの方はスキルや経験もないため記事の単価が低いですが、経験を積んでクライアントから求められる記事を書けるライターになれば自然に単価は上がっていきます✏
また旅ライターやトラベルライターといって、旅関係のメディアが旅行に関する記事を募集していることもあるので、そのような仕事であればまさに旅をしながら仕事をすることができます(*´ω`*)
- クラウドソーシング(ランサーズやクラウドワークス)に登録すれば、誰でも簡単にスタートできる
- 旅ライターやトラベルライターであれば「旅」が仕事になる
- Webライターで大きく稼ぐ人はごく一部の人だけ
- 仕組み化をするのが難しいため日々仕事に追われることになる
Webデザイナー

Webデザイナーとは、企業や個人のクライアントから依頼されたWebサイトのデザインを担当する仕事です。
Webデザイナーの仕事は、クライアントとの打ち合わせ、デザイン作業、コーディング作業、サイト設計、プログラミングなど様々な作業がありますが、基本的にPCがあれば完了できる仕事です。
実際に旅をしながらWebデザイナーとして仕事をしている人は多くいます。デザイナーというだけあって、おしゃれな人が多い気がしてます(`・ω・´)
「Webデザイナー 旅」で検索をして一番めに出てくるMayaさんという方は、タイのチェンマイで生活をしていて旅をしながらWebデザイナーをしています。myトモダチ!
Mayaさんの”Webデザイナーの1日のスケジュールが書かれている記事”はすごく参考になります。
- 手に職がつけられるので技術が身につけば仕事がなくなることはない
- 自分でサイトを立ち上げられるのでブロガーやWeb運営にも転身できる
- クライアントの要望・納期に左右されると精神的ストレスがたまる
- 仕組み化が難しい仕事なので日々仕事に追われることになる
バイヤー
バイヤーとは簡単に言うと安くモノを仕入れて、利益を乗せて売るという仕事です。
バイヤーの仕事は、基本的には在庫を仕入れて、販売、配送までを行わないといけないのですが、無在庫販売という方法であれば仕入れ〜配送までを全て自動化することもできます。
AmazonやBUYMA(バイマ)などのプラットフォームを利用するケースが多く、基本的に全てオンライン上で完結する仕事なので、PC1台もしくはスマホ1台あればできる仕事です!
私はバイヤーはやっていないのですが、知り合いでバイヤーをしている人がいて、旅との相性はいい仕事だと思いますし、何よりもメリットに感じるのは仕入れをクレジットカードで決済をすればマイルを貯めることができます(´⊙ω⊙`)
旅をしながら仕事をする上で、飛行機のマイルはあればあるほど自由度がかなり広がるのはメリットの一つだなと思います。
- 仕組み化をつくることができれば労働収入ではなく不労収入化しやすい
- 仕入れをすることでクレジットカードのマイルを貯められる
- 大きく稼げるようになるまでには時間がかかる
- 無在庫販売だと人と触れ合うことが少ないためやりがいを感じにくい
ブロガー

ブロガーとは、文字通りブログ運営を仕事にしている人です。後ほど紹介するアフィリエイターと似ている仕事になります。
ブロガーは自分自身の名前や顔を出して、「◯◯のブログ」として運営していることが多くその人自体が考えていることや体験を記事にしているケースが多いです。
基本的な収益源はブログに掲載をする広告収入になります。アドセンスやアフィリエイト広告といって、企業の広告代理店を個人で行う形です。
また、最近ではブログでファンになってもらったユーザーに対して、有料記事を販売するnoteというサービスを提供したり、オンラインサロンをつくり入会してもらい収入源を増やしている人も多いです。
ブログ=自分自身のWebサイトなので、自分が好きなことを発信できるのが一番のメリットです!
それをどう収益に繋げていくかはマーケティングの思考も必要になってきますが、「好きなことを仕事にする」が一番叶えやすい仕事かなと思います。
- ブログをつくることがスタートなので誰でもすぐに始めることができる
- 初期投資が必要ないので金銭的なリスクがほとんどない
- 多くの人が簡単に始めるけどブロガーとして稼げる人は一部
- コツコツと記事を作成する地道な努力ができないと厳しい世界
アフィリエイター

アフィリエイターとは、自身で運営するWebサイトに企業の広告を掲載して広告収入で収益をあげる人を指します。
ブロガーとの違いとしては、運営者の顔を出さず運営しているケースが多い点です。
ただ運営者の顔を出すか出さないかは大きな違いではそこまでなく、ブロガーもアフィリエイターもユーザーが求める情報を主にWebサイトで発信をしていくことに変わりはありません。
私のメインの仕事もアフィリエイトサイトの運営です。
ただ「アフィリエイト」という言葉は、怪しいイメージを持たれることもあります。理由としては、情報商材といって「(価値の低い)情報」に対して高額な価格をつけて売っているケースもあるためです。(「1日5回のクリックだけで月300万円稼げます!」というような広告が悪質な情報商材にあたります。)
そんなイメージからアフィリエイト=怪しいと感じている人もいますが、基本的には企業の商品を紹介して、成果が発生すれば紹介料が入ってくるという真っ当なビジネスです。
- 仕組み化がつくりやすいので労働収入ではなく不労収入化しやすい
- 個人でも月数百万円、数千万円と大きく稼ぐことが可能
- アフィリエイト=怪しいイメージを持たれやすい
- 収益をあげられるようになるまで時間がかかる
システムエンジニア

システムエンジニアとは、Webシステムや業務システムなどの開発に関わる仕事です。業務で必要な開発環境やクライアントとのコミュニケーションツールを自分のPCに整えておけば、場所を問わず仕事ができます。
またクライアントからの仕事だけではなく、自分でシステムを開発して販売することもできるので、収益もあげやすく人のためになっているという、やりがいも感じやすい仕事です。
また、システムエンジニアは技術職なので「手に職」があるので、仕事がなくなるという心配も少ないのが特徴かなと思います。
システムエンジニアは、プログラミングの技術などを身につけた上でフリーランスとして仕事をすることになります。ただプログラミングの技術が身についても稼ぐことができなければ、旅をしながら仕事をすることは厳しい世界です。
プログラミングの技術を学べるスクールはたくさんありますが、バンコクで実際にノマドワーカー×エンジニアが講師の「ノマドエンジニア育成講座」は個人的にすごく面白いなと思います(`・ω・´)
- スキルがあれば月100万円以上も目指すことも可能
- 手に職×ニーズが高いので仕事がなくなる不安は少ない
- 仕組み化をつくるのが難しいので日々仕事・納期に追われてしまいがち
- 常にPCと向き合って仕事をしているので孤独を感じやすい
YouTuber(ユーチューバー)
YouTuberとは、YouTube上で自分で制作した動画をアップロードして、その動画からの広告収入を得ている人を指します。ヒカキンさんとか、ヒカキンさんとか。
YouTuberは基本的に、動画の撮影・編集が仕事内容になるので、PCがあれば場所を問わず仕事ができます(*´ω`*)
YouTubeでの収益は、視聴数に応じて広告費が支払われる仕組みになっており、1再生あたり約0.1円と言われています。
また、知名度があがれば企業とのタイアップで動画を制作して収入を得たり、提携した企業の商品を紹介することで広告収入が入ってくるケースもあります。
- 自分が好きなことを発信できるのでやりがいを感じられる
- 動画コンテンツは今後伸びていくと言われているためニーズは高い
- プライベートとの境目が見えなくなってくる
- 定期的に動画コンテンツを考えるのが大変
また、上記の職業以外にもノマドワーカーとして仕事が可能な職業をいくつかあげてみます。
- コンサルタント・講師業
- イラストレーター
- 経営者
- カメラマン
- 作家
- 投資家・トレーダー
また、YouTuberのように新しくできる職業も今後どんどん増えてくると思うので、自分がやりたいと思える仕事はきっと見つかるはずです!
旅をしながらできる仕事をつくるための5ステップ

では実際に、旅をしながら仕事をするために、まずは何から始めれば良いでしょうか?
何から始めたらいいのか分からないという人は、一つでもいいので是非参考にしてみてください(`・ω・´)
1)旅をしながら仕事をしている人の存在を知る
一番初めのステップは、実際に旅をしながら仕事をしている人の存在をたくさん知ることがとても大切です。
実際にこの記事を見にきて下さっているということは、「旅をしながら仕事をしたい」もしくは「旅をしながら仕事をするってどういうこと?」と興味を持ってくださっている方がほとんどかなと思います。
私自身、元々旅をしながら仕事をするなんて発想は全くなかったところから、PC1台で仕事をしながら世界中を旅をしている人との出会いが今のライフスタイルを目指すキッカケになりました。
人間は想像できないことは実現できないと言われるように、旅をしながら仕事ができるというイメージが湧かなければ実現することもありません。
だからこそ、旅をしながら仕事をしている人をたくさん知ることがまずは重要です。もしWebデザイナーとして旅をしたいのであればWebデザイナーとして旅をしながら仕事をしている人を知ることです。
旅をしながら仕事をしているノマドワーカーは、様々な職業の人がいるので、ぜひイメージする旅人×ノマドワーカーを探してみてください٩( ‘ω’ )و
2)自分がやりたくないことは思い切って捨てる
2つ目のステップは、自分がやりたくないことは思い切って捨てるということです。
これは、1のステップで自分がやりたい仕事のイメージが湧かないという人にオススメの方法です。
というのも、旅をしながら仕事をするということは、おそらく旅が好きな人や好きな時に好きな場所で生活をしたいなど、「好き」から繋がるライフスタイルになってきます。
それなのに、仕事においてやりたくないことを選択するのは、非常にもったいないことです。
例えば、私の場合は文章を書くことは好きですが「常に人と接する仕事」は苦手に感じてしまいます。初めましての人にどんどん会うとグッタリしてしいます(´;ω;`)
そのため、人前で話をしたり相談に乗るような講師やコンサルタントの仕事は苦手なのでやりたくないことに当たります。
あなたが「やりたくないこと」は何ですか?やりたくないことは捨てて、好きなことを仕事にできるようなライフスタイルを描いてみることが、個人的にはすごくすごく重要なことだと感じます。
3)旅に出るまでの期間を決めて実践する

自分のやりたくないこと、やりたいことが明確になったら、それに向けて仕事の仕組みをつくっていくことになります。
最近ではどんな職業でもネットに情報がたくさんあるので独学で学ぶこともできますし、オンラインサロンやスクールなどで学んでいってもいいと思います。
ただ、ここで重要ななのは旅をしながら仕事をしたいと思うのであれば、旅に出る日を先に決めてしまうことです。
これは同時に、「この日までにこれくらいの収益をあげている」という目標を定めることになります。
私自身、アフィリエイトで旅をしながら仕事をしたいという目標を立てて、それを「1年かけて絶対に叶える」ということを決めました。
2014年11月に始めたアフィリエイトの仕事ですが、2015年10月末には会社を辞めて出国すると決めたのですが、実際には1ヶ月前の9月末に退職をして10月からタイに出国しました。
私自身の経験からも、目標の期日を決めることで「旅をしながら仕事をする」という目標は叶えられる確率はグッと上がるのだと感じています。
4)SNSで旅をしながら仕事をするまでの道のりを発信する
ステップ4ですが、旅に出るまでの目標に向かっている自分の姿をぜひSNSで発信することをオススメします。
SNSというとFacebook、twitter、Instagramなどありますが、Instagramは写真がメインのSNSになるので、ここではFacebookやtwitterでの発信がベストです。
FacebookやtwitterなどのSNSでは、自分の周りにはいない人とも繋がることが出来るので、旅をしながら仕事をしている人もたくさんいますし、同じような目標に向かって邁進している人もいます。
夢や目標を公言すると叶いやすいと言われていますが、今の時代SNSで多くの人の目に触れるところで発信することで自分を奮い立たせることもできますし、さらには周りの人から応援してもらえることも増えます。
私自身、Facebookとブログで旅に出るまでの様子を発信してきました。1年で旅に出ると決めて「1年かけて自由をつくっていく姿」を発信することで応援してくれることもあり、たくさんの人から「絶対できるよ」という励ましや仕事のアドバイスなんかもたくさんもらいました( ;∀;)
SNSやブログはすぐにでもつくることができるので、ぜひ目標に向けての軌跡を刻んでいってください。
5)旅×仕事のライフスタイルを先取りしてみる

5ステップは、旅をしながら仕事をするという目標に向けて歩んでいく途中でぜひ取り入れて欲しいのが、「旅×仕事」のライフスタイルを先取りしてみることです。
旅をしながら仕事をするということは、もちろん旅をしながら生活ができるだけの収益をあげなければいけません。
ある程度、仕事の仕組みを整えてから旅に出ることになると思いますが、仕事の仕組みが整うまでに、きっと思うように収益を上げることができず心が折れそうになることもあるかもしれません。。
そんな時には、今やっている仕事を旅先でもやってみることです。ノマドワーカーはPCがあればできる仕事も多いので、PC1台持ってぜひ数日間の旅に出てみましょう。
旅をしながらできる仕事ってこんな感じなんだと感動したり、やっぱり旅をしながら仕事をしたい!と奮起できると思います。
旅をしながら仕事をするライフスタイルは叶えられる

これまでずっと会社員として働いてきた人からすると、旅をしながら仕事をするってどうすれば叶えることができるんだろう?と疑問を持つ人も多いと思います。
けど、実際にノマドワーカーとして国内・国外とわず仕事をしている人もたくさんいますし、旅をしながらできる仕事の仕組みさえつくれば実現可能です。
もし「旅をしながら仕事がしたい」と思っているのであれば、ぜひ今回紹介したノマドワーカーとして働ける仕事を参考に、5ステップを実践してみてください。
▼こちらの記事では、全くの0からノマドワーカーになるための方法をまとめています。

夢や目標に向けて走る仲間が集まる55(ごーごー)倶楽部というFacebookグループをやってます。
自分自身の日々の行動量を上げるために、その日の作業内容と翌日の行動をコミットする日報を毎日投稿しています。また日報以外でも、日々の気づきや学びなんかをシェアしてます。
主に投稿しているのは、下記のような内容です。
- 毎日の作業内容(ノマドカフェopenに向けて)
- 旅先で感じたこと
- Web集客についての気づき
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