この記事では 、STEP10の「結果を見ながらPDCAを回していく方法」についてお伝えします!
前回までのSTEP1〜STEP9まででアフィリエイトサイトの作成方法をお伝えしてきましたが、今回が一連の流れの最後のステップになります。
正直な話、アフィリエイトサイトを作るだけなら誰でもできます。(実際につくる人はほんの一部ですが…)
ただ、そこから収益の上がるアフィリエイトサイトに仕上げていくことが、最も重要なポイントになってきます。
最初に作ったサイトで何も修正も加えないで収益の上がるサイトを作れる人は、ただの天才でしかないくらい、ほとんどの人が修正を加えながら収益の上がるサイトに成長していきます。
それが、アフィリエイトでいうPDCAを回すということになります。
では、実際にどのように修正を加えながら、収益の上がるサイトにしていけばいいかを説明していきたいと思います。
目次
アフィリエイトにおけるPDCAとは?
PDCAという言葉はよく聞くかもしれませんが、そもそもPDCAってなに?という人のために、おなじみWikipediaから引用してきました。
PDCAとは、事業活動における生産管理や品質管理などの管理業務を円滑に進める手法の一つ。Plan(計画)→Do(実行)→Check(評価)→Act(改善)の4段階を繰り返すことによって、製品と業務を継続的に改善する。
では実際にアフィリエイトにおけるPDCAはどんな内容が当てはまるのでしょうか?
それぞれに具体的な行動、事例を当てはめながら見ていくことで、日々自分が取り組んでいる行動がどの位置にいるのかを把握することができます。
Plan(計画)=広告選び、ジャンル選び、ターゲット設定、サイトの企画
まずアフィリエイトにおけるPlan(計画)とは、STEP1〜STEP4までの広告選び、ジャンル選び、ターゲット設定、サイトの企画が当てはまります。
私自身、ここに一番時間をかけてもいいと思っているくらい重要な部分です。
計画自体が甘いと成果の上がらないサイトになってしまいますし、そもそも狙う市場、キーワードが間違っているとどれだけテコ入れしても成果はついてきません。
Do(実行)=サイト作成、記事執筆
アフィリエイトにおけるDo(実行)は、実際にサイトを作っていく過程が当てはまります。
細かいことでいえば、サーバー・ドメインの取得、WordPressのインストールもあたりますが、一番のメインはやはり記事執筆が当てはまる部分になります。
この「記事を書く」という行動量が多ければ多いほど、次に行うCheck(評価)での材料が増えるので、結果的にPDCAを回すスピード、絶対量も増えてくるので成果も上がりやすくなります。
C(Check)=検索順位のチェック、アクセス分析
次にアフィリエイトにおけるCheck(評価)ですが、執筆した記事の検索順位をチェックしたりアクセス分析が当てはまります。
様々なツールを使用して、最初に立てた計画通りに進んでいるかをチェックしていくことになります。
初めは慣れないかもしれませんが、この分析がしっかりとできるようになると成果が上がるスピードも格段に早くなってきます。
A(Action)=C(Check)に対する改善策の実行
最後にアフィリエイトにおけるAct(改善)は、C(評価)で出てきた結果に対して改善策を実行していく部分になります。
検索順位にがなかなか上がらないことが問題なのか、記事の中での広告までの動線に問題があるのかなど、それぞれのサイトによっても改善策は異なってきます。
成果が出ていないアフィリエイトサイトには必ず原因があります。それを一つひとつ潰していくだけで、成果が上がるようになってきます。
具体的な評価をするために設定しておきたいツール
実際にアフィリエイトサイトを作成して、いざCheckをしようと思ってもデータがなければ評価のしようもありません。
そこでアフィリエイトサイトを作成した初期段階で必ず入れておきたいツールが3つあります。
最初に入れておかないと正確なデータを取得できないので、立ち上げた段階で設定しておきましょう。
検索順位チェックツール
アフィリエイトサイトを運営していく中で、必ず見ておきたいのが自分のサイトの検索順位です。自分が狙ったキーワードでGoogleで検索した時に何位にいるのか?を把握することで、今後の施策も立てやすくなります。
検索順位チェックツールには、サイト全体で狙っているキーワード、カテゴリーページで狙っているキーワード、各記事で狙っているキーワードなど全て設定しておきましょう。
- macの場合:RankTracker(年間15,000円※プロフェッショナル版)
- Windowsの場合:GRC(年間9,860円※ビジネスライセンス)
Google Search Console(グーグルサーチコンソール)
アフィリエイターがほぼ100%の確率で導入しているツールが、Google Search Consoleです。
Google Search Consoleでは、Googleでの検索結果のパフォーマンスが分かる無料のツールです。
Google Search Consoleで具体的に見ることができる主な数字は、ページのクリック数、クリック率や掲載順位、クエリ(ユーザーが検索の時に入力するキーワード)などです。
Googleアカウントがあれば導入できるので、サイトを立ち上げた段階で設置しておきましょう。
Google Analytics(グーグルアナリティクス)
先ほど紹介したGoogle Search Consoleと同じく、サイトを立ち上げた段階で設置しておきたいのが、Google Analyticsです。
Google Analyticsでは、サイト訪問者数、1ページあたりの訪問者数、訪問者の行動などのデータを見ることができます。
Google Search ConsoleとGoogle Analyticsは何が違うの?と思われるかもしれませんが、ざっくりいうとGoogle Search Consoleはアクセスする前のデータで、Google Analyticsはアクセスしてきた後のデータになります。
サイトを立ち上げて3ヶ月経過したらチェックしたいポイント
上記の3つのツールを導入後、まずは3ヶ月ほどはツールを見る必要は特にありません。
サイトへのアクセスが少ないとデータも少なく分析しようもないので、まずは3ヶ月間は記事を追加していくことに集中しましょう。
そして3ヶ月ほど経ってきたら、チェックしていきたいポイントがあります。
狙っているキーワードの検索順位
まず見ていきたいのが、「狙っているキーワードの検索順位」です。これはGRCやRankTrackerの検索順位チェックツールで確認します。
思っているように上位にきているかどうかをチェックしますが、上位=1ページ目をイメージすればOKです。
狙っているキーワードは競合サイトによっても、上位表示できるまでの期間は様々です。競合サイトが強い場合は、なかなか上位表示するのが難しいケースもありますし、逆に競合サイトがほぼいないキーワードであれば数週間で1ページ目までくるケースもあります。
自分が狙っているキーワードで上位にきていない記事に対しては、上位にあるサイトと比較して何か足りない点はないかなどを調査してみましょう。
競合サイトと比較する時に見ておきたいポイント
検索順位をチェックしてみて、思うように上位表示ができていない場合、まず見ておきたいのが競合サイトの1〜10位までのコンテンツの内容です。
Googleが上位表示しているサイトにはそれぞれ理由、共通点があります。それを1〜10位の上位サイトを見て、そこで取り上げられている項目について自分のサイトにはその項目をきちんと説明できているか?という目線で見てみましょう。
上位表示されている競合サイトのコンテンツは網羅した上で、さらに内容を濃くするためにユーザーが知りたいであろうコンテンツを加えていったりしていきます。
アクセスが集まっているキーワードとそのページ
次に見ていきたいのが、「アクセスが集まっているキーワードとそのページ」です。これはGoogle Search Consoleで見ていきます。
Google Search Consoleでは、アクセス数順にページを並びかえることができたり、どんなキーワードでサイトに訪問してきたのかという”検索クエリ”を見ることもできます。
アクセスが集まっているキーワードはどんなキーワードなのか?そしてアクセスが集まっているページでは、そのキーワードでアクセスしてきているユーザーに対して適切な答えを返すことができているかなどを見ていきます。
また、アクセスが集まっているにも関わらず広告が貼っていない場合は、案内できそうな広告があれば貼ってみたり、もし直接案内できる広告がなくても、こんな記事も見て欲しいと思うページがあればそのページにリンクを貼ってみてもいいかもしれません。
成約に近いキーワードでのアクセス
次にチェックしておきたいポイントとして、「成約に近いキーワードでのアクセス」についてです。これは先ほどと同じくGoogle Search Consoleの”検索クエリ”で見ることができます。
例えば、「二の腕 ダイエット」のサイトを立ち上げて数ヶ月経ち、検索クエリの中に「二の腕 ダイエット おすすめグッズ」というクエリがあれば、これは成約に近いキーワードと捉えることができます。
このキーワードできているページに、二の腕ダイエットにおすすめのグッズを紹介してあげることで成約してくれる人も少なからずいるでしょう。
もしこのような成約に近いキーワードを見つけたら、もし順位が上位とは言い難い位置にいる場合は順位のテコ入れをしてあげたり、記事の中で広告への動線をきちんと整えてあげることでアフィリエイト報酬が伸びるキッカケになったりします。
アフィリエイトで収益をあげることは簡単ではないけど難しいことでもない
以上が、アフィリエイトのPDCAを回すにあたって見ておきたいCheck(評価)のポイントでした。
まずは記事を増やしてデータ数を多くすることが先決ですが、データが蓄積されてきた頃にはそれぞれのツールを見ながら、結果と向き合って収益を伸ばすためにできることを実践していきましょう!
今回で、STEP1〜STEP10が全て終わりました。
実際に流れで見てみると、「めちゃくちゃ大変そう…自分には無理かも…」と感じる人もいれば、「大変そうだけど、自分でも成果を上げられそうな気がする!」と思う人もいるかもしれません。
アフィリエイトは正直、覚えることもたくさんありますし、数ヶ月チャチャッとやったからといって収益を上げられるようになるほど簡単なものではありません。
どんな仕事でも一緒ですが、まずは習うより慣れろ、そして続けることが成功するためのたった一つの秘訣です。
アフィリエイトで収益を上げる方法というと、いろんなところで塾やノウハウもあるかもしれませんが、一番大切なことは「まずはやってみる、そして成果が出るまで続ける」ただこれだけです。
長くなりましたが、アフィリエイトのはじめ方STEP0〜STEP10まで読んでいただきありがとうございました。
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