エアアアジアは、タイをはじめマレーシア、ベトナム、シンガポール、バリ島、フィリピンなど主要な東南アジアの地域に就航してるので、利用する人も多いのではないかと思います。
そんなエアアジアですが、LCCということもあってとにかく席が狭い。
関空からバンコクまでは5時間程度ではあるものの、狭い席だとやっぱり辛い…
そこで今回、エアアジアのビジネスクラスに当たるプレミアムフラットシートを利用して見たので、その様子をお伝えします!
目次
エアアジアのプレミアムフラットの特典
エアアジアを利用するに当たって知っておきたいのが運賃タイプの種類ですが、エアアジアでは下記の4種類となってます。
- 割引運賃
- バリューパック
- プレミアムフレックス
- プレミアムフラットベッド
まず、運賃割引が一番安くなっていますが、受託手荷物(チェックインの時に預けるスーツケースなど)が有料になります。
エアアジアはこの受託手荷物の料金が意外と高く、バンコクー関西空港だと20kgまでの荷物でも3,000〜4,000円ほど。(申し込みのタイミングでも料金が異なる)
バリューパック、プレムアムフレックス、プレムアムフラットベッドは受託手荷物は無料になるので、受託手荷物がある人はバリューパック以上の運賃の方が結果的にお得になるケースも少なくありません。
ちなみに、プレミアムフラットの特典はこんな感じ。
- 受託手荷物が40kgまで無料
- 機内食が1食無料でついてくる
- プレミアムフラットベッドの座席指定が可能
- 枕と掛け布団が無料で提供される
- 予約2時間前まで無制限で予約変更可能(※運賃の差額の請求あり)
- 優先搭乗カウンターへの案内
- 機内への優先搭乗の案内
- 受託手荷物の優先受け取り
タイに行く時にエアアジアはよく利用するのですが、いつも困るのが機内のクーラーがガンガンで寒いこと。
プレミアムフラットシートでは、掛け布団がついてくるのはありがたい。
それ以外にも、機内食が1食無料であったり受託手荷物も40kgまで無料となります。
あとは個人的に一番うれしいのが予約2時間前まで無制限で日時の予約変更が可能というポイント。
エアアジアでは便にもよりますが、「割安運賃」と「バリューパック」の場合は、予約変更手数料が8,250円かかってきます。
エアアジアのプレミアムフラットの料金
割安運賃とバリューパックに比べると、かなりの特典があるプレミアムフラットですが、チケットの料金が気になりますよね。
例えば、通常運賃ですごく安いタイミングの場合…
バンコクから関西までの片道で、通常運賃は12,414円ですが、プレミアムフラットシートは42,328円となってます。
高いタイミングであれば、通常運賃が2万円に対して59,000円となってました。
ざっくりですが、通常運賃の2.5〜3.5倍くらいになります。
エアアジアのプレミアムフラットのデメリット
片道4〜5万円出してでもプレミアムフラットにするべきかという点ですが…
後々に紹介する利用体験の前に「プレミアムフラットのデメリットと必要ない人」についてお伝えしたいと思います。
まずエアアジアのプレミアムフラットのデメリットとしては、LCCの最大のメリットの料金が打ち消されることかなと思います。
LCCを利用している人のほとんどが、安く利用したいという人だと思います。
- 受託手荷物を預ける必要がない
- 予約変更をする可能性はない
- 5時間くらいのフライトなら狭くてもOK
上記のような人は、プレミアムフラットは必要ないと思います。
エアアジアでは、運賃ごとにサービスが異なってきます。
- 通常運賃:受託手荷物有料、予約変更不可
- バリューパック:20kgまでの受託手荷物無料、予約変更不可
- プレミアムフレックス:20kgまでの受託手荷物無料、2回まで予約変更が可能
- プレミアムフラット:40kgまでの受託手荷物無料、無制限で予約変更が可能
予約変更の可能性がある場合はプレミアムフレックス以上を、さらにフラットシートを希望の場合はプレミアムフラットが良いかなと思います。
実際にプレミアムフラットシートを利用してみた
実際に、エアアジアのプレミアムフラットを利用してみた様子をお伝えします。
優先搭乗で1番最初に飛行機に案内してもらえる
ドンムアン空港から関西空港行きは、かなりのお客さんの数です。
プレミアムフラットの場合、優先搭乗で一番最初に飛行機に乗れます。
搭乗時刻になるとCAさんが、ZONE1のカードを持って案内してくれます。
プレミアムフラットシートは広々としてて快適
プレミアムフラットは、機内の前方にあるのですが全部で12席。
3列で2席ずつのシートになっています。
通常の座席の幅が16〜17センチという広さに比べて、プレミアムフラットの座席は幅が48センチとかなり広々としています。
前後のスペースも足が十分の伸ばせるほどの広さ。
手元のコントローラーで、ベッドをフラットにすることも可能です。
このフラットになるのがめちゃくちゃ快適。
充電器もついてるので、スマホやPCの充電ができます。
毛布と枕がついてるので機内で熟睡できる
プレミアムフラットシートには、各席にエアアジアカラーの真っ赤な枕がついてきます。
フラッットシートにした時に、枕があるのはかなり便利。
離陸後にCAさんからブランケットが配られます。一つ一つ袋に入ってるので衛生面も安心。
ペラペラのブランケットではなく、しっかりと厚みもあるのでクーラーが効いてても寒くありません。
飛行機の中にサンダルで入ってしまい足元が寒かったです。機内には靴下が必須
機内食は離陸後か到着前か選べる
機内に乗り込んだら入国(出国)書類とお水が各席に用意されていました。
機内食に関しては、CAさんから「離陸後か到着前どっちがいいか」を聞かれます。
今回は深夜便だったので、夜ご飯にしたくて離陸後に持ってきてもらうようにお願いしました。
選んだのはピラフと野菜煮込み。
食事内容はチケットの予約の時に、下記のメニューから選べました。
食事を終えたら、席をフラットシートにして熟睡。
バンコクから関西空港までは5時間ちょっとなので、フラットシートの恩恵はとても大きい。
眠れない時は、読書灯をつけて本を読んだりすることもできます。
プレミアムフラットシートの安く乗るための裏ワザ
プレミアムフラットシートは、確実に予約をしたい人は早めに予約をするのがオススメです。
ただフライト直前までは通常運賃のチケットを取っておいて、事前にプレミアムフラットにすることで安く利用できる可能性があります。
そんな事前にプレミアムフラットにするためのちょっとした裏ワザですが、下記の3パータンがあげられます。
1)エアアジアからの出発直前メールでお知らせが届く
プレミアムフラットシートに空きがある場合、フライト直前にエアアジアから「アップグレードしませんか?」というメールが届くことがあります。
値段は通常通り予約するよりも、比較的安くプレミアムフラットシートが利用できます。
申し込みが複数あった場合は抽選になるようですが、アップグレードのメールでチャンスを待ってみてもいいかもしれません。
2)空港カウンターの掲示板で確認する
フライト当日にチェックインカウンターで、金額とともにプレミアムフラットに変更できる案内が出ていることもああります。
他にもクワイエットゾーン(静かで証明が暗くなるエリア)にも少額でアップグレード出来ることもあります。
3)機内アナウンスで募集がかかる
稀に機内アナウンスで「今からプレミアムフラットシートに変更可能です」という案内が流れるケースもあるようです。
エアアジアの方でも、プレミアムフラットシート埋めないといけないノルマのようなものもあるのかもしれません。
エアアジアのプレミアムフラットシートが気になる方に参考になればうれしいです。
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