そんな人に、エアアジアのバンコク(ドンムアン空港)から関西国際空港までのフライトでプレミアムフラットシートを利用してみたので、どんな感じだったのかをお伝えしたいと思います。
エアアアジアは、新千歳・成田・羽田・関空から、ハワイ・アジア・オーストラリアの130以上の就航地に運航するLCCですが、タイをはじめマレーシア、ベトナム、シンガポール、バリ島、フィリピンなど主要な東南アジアの地域に就航してるので利用する人も多いのではないかと思います。
LCCというだけあって、JALやタイ航空なんかの一般航空会社と比べるとかなり格安で利用できます。
安いタイミングであれば、関西国際空港からバンコクまで往復2〜3万円ということもあり、東京ー大阪の往復新幹線よりも安いなんてことも…!
そんなエアアジアですが、LCCということもあってとにかく席が狭い。関空からバンコクまでは5時間程度ではあるものの、狭い席でキュッとなってるままはやっぱりつらい。
そこで、エアアアジアの中でもビジネスクラスに当たるプレミアムフラットシートは実際どうなんだろう?と気になっていたので、今回バンコクから関西国際空港のフライトで利用してみました。
”プレミアムフラットシートを使うタイミングはこんな時”ということや”実際の乗り心地”についてお伝えしていきたいと思います!
目次
エアアジアのプレミアムフラットの特典
まずエアアジアを利用するに当たって知っておきたいのが運賃タイプの種類ですが、エアアジアでは下記の4種類の運賃タイプがあります。
- 割引運賃
- バリューパック
- プレミアムフレックス
- プレミアムフラットベッド
まず、運賃割引が一番安くなっていますが、受託手荷物(チェックインの時に預けるスーツケースなど)が有料になります。
エアアジアはこの受託手荷物の料金が思ったよりも高く、バンコクー関西空港だと20kgまでの荷物でも3,000〜4,000円(申し込みのタイミングでも料金が異なる)します。
そして今回はプレミアムフラットを選ぶとどうなるかということですが、まず何よりもビジネスクラス並みのシートになるので乗り心地がとにかく快適ということに加えて、それ以外にはどんな特典があるのかも把握しておきましょう。
- 受託手荷物が40kgまで無料
- 機内食が1食無料でついてくる
- プレミアムフラットベッドの座席指定が可能
- 枕と掛け布団が無料で提供される
- 予約2時間前まで無制限で予約変更可能(※運賃の差額の請求あり)
- 優先搭乗カウンターへの案内
- 機内への優先搭乗の案内
- 受託手荷物の優先受け取り
主な特典は上記の8つになります。エアアジアはよく利用するのですが、通常のシートでいつも困るのが機内のクーラーがガンガンにかかっていて寒いこと…。
それがプレミアムフラットシートでは、掛け布団がついてくるのはうれしいところ。
またそれ以外にも、機内食や受託手荷物も40kgまで無料だったりとかなり優遇されます。
さらに個人的に一番うれしいのが”予約2時間前まで無制限で日時の予約変更が可能”というポイント。
エアアジアでは便にもよりますが、「割安運賃」と「バリューパック」の場合は予約変更手数料が8,250円かかってきます。
チケットを取り直すよりは安いものの、確実にフライトの日時の変更がない場合以外は変更がきくのはかなりありがいたいなぁと思います。
エアアジアのプレミアムフラットの料金
割安運賃とバリューパックに比べると、かなりの特典があるプレミアムフラットですが、料金はどれくらいなんだろう?と気になるところですよね。
例えば、「お!すごく安いな」というタイミングとかで見てみると…

バンコクから関西までの片道で、通常運賃は12,414円ですが、プレミアムフラットシートは42,328円となってます。
ただ高いタイミングであれば、通常運賃が2万円に対して59,000円だったりする時もあり、ざっくりですが通常運賃の2.5〜3.5倍くらいになるのかなといったところです。
JALやANAなどの一般航空会社のビジネスクラスは、エコノミーの5〜10倍くらいするのでLCCのビジネス(?)はかなりお得だと思います。
エアアジアのプレミアムフラットのデメリット
まずエアアジアのプレミアムフラットのデメリットとしては、とにかく高いという点だけかなぁと思います。
LCCを利用している人のほとんどが、安く利用したいという人だと思います。そんな中、受託手荷物も預ける必要がなかったり、予約変更をする可能性もないし、5時間くらいのフライトであれば狭くてもいいんや!という人は特にプレミアムフラットは必要ないかなと。
エアアジアでは運賃ごとにサービスが異なってきますが、、
- 通常運賃:受託手荷物有料、予約変更不可
- バリューパック:20kgまでの受託手荷物無料、予約変更不可
- プレミアムフレックス:20kgまでの受託手荷物無料、2回まで予約変更が可能
- プレミアムフラット:40kgまでの受託手荷物無料、無制限で予約変更が可能
ざっくりですが、上記のようなサービス内容になっているので、予約変更の可能性がある場合はプレミアムフレックス以上を、さらにフラットシートを希望の場合はプレミアムフラットがいいかなぁと思います。
実際にプレミアムフラットシートを利用してみた

では、実際にエアアジアのプレミアムフラットを利用してみた様子をお伝えしていきます。
今回利用したのは、エアアジアXJ610のバンコクのドンムアン空港から関西空港までのフライト便です。
優先搭乗で1番最初に飛行機に案内してもらえる

ドンムアン空港から関西空港行きは、かなりのお客さんの数なのですが、プレミアムフラットの場合優先搭乗で一番はじめに飛行機に乗ることができます。

搭乗時刻になるとCAさんがZONE1のカードを持って案内してくれているので、チケットを見せて優先搭乗…!通常の席の時は、並ぶのがつらいのでいつもギリギリまでベンチで座って最後に乗る族なのですが、今回は一番最初に搭乗…うれしい😳
プレミアムフラットシートは広々としてて快適

プレミアムフラットは機内の前方にあるのですが、全部で12席。3列になっていて2席ずつのシートになっています。

通常の座席の幅が16〜17センチという広さに比べて、プレミアムフラットの座席は幅が48センチとかなり広々としています。

前後のスペースも足が十分の伸ばせるほどの広さ。

さらには手元のコントローラーで、ベッドをフラットにすることも可能です。このフラットになるのが、ただただ快適…!
JALやタイ航空なんかはエコノミークラスで往復7万円前後でチケットが取れることもあるのですが、席はやっぱりエコノミーなのでそう考えると往復8万円ちょっとでエアアジアのプレミアムフラットシートが利用できれば断然こっちの方が快適だなぁと思います。

ちなみに充電器もついてるのでスマホやPCの充電ができるのもうれしいところ。
毛布と枕がついてるので機内で熟睡できる

ちなみにプレミアムフラットシートには、各席にエアアジアカラーの真っ赤な枕がついてきます。
フラッットシートにした時に枕があるのはかなり便利。

さらに離陸後、CAさんからブランケットが配られます。一つ一つ袋に入ってるので衛生面も安心。

そしてペラペラのブランケットではなく、しっかりと厚みもあるのでクーラーが効いてても寒くない。

ちなみに飛行機の中にサンダルで入ってしまい、いつも「靴下…靴下ほしいいい」となるので靴下は忘れずカバンにINしておくことをオススメします。
機内食は離陸後か到着前か選ぶことができる

ちなみに機内に乗り込んだら入国(出国)書類とお水が各席に用意されているのですが、機内食に関しては、一人ひとりCAさんから「離陸後がいいか到着前がいいか」を聞かれます。
今回は、深夜便だったので夜ご飯にしたくて離陸後に持ってきてもらうようにお願いしました。


選んだのはピラフと野菜煮込み。機内食をオシャレに撮ることは出来ぬ……
ちなみに、食事内容はチケットの予約の時に下記のメニューから選ぶことができました。

食事を終えたら、席をフラットシートにして熟睡。バンコクから関西空港までは5時間ちょっとなのでフラットシートの恩恵はとても大きいなぁと思います。

眠れない時は、読書灯をつけて本を読んだりすることもできます。
プレミアムフラットシートの安く乗るための裏ワザ
ちなみにプレミアムフラットシートは、確実に予約をしたい人は初めに予約をするのがオススメですが、フライト直前までは通常運賃のチケットを取っておいて事前にプレミアムフラットにすることで安く利用できる可能性があります。
そんな事前にプレミアムフラットにするためのちょっとした裏ワザですが、下記の3パータンがあげられます。
1)エアアジアからの出発直前メールでお知らせが届く
プレミアムフラットシートに空きがある場合、フライト直前にエアアジアから「アップグレードしませんか?」というメールが届くことがあります。
値段は通常通り予約するよりも、比較的安くプレミアムフラットシートが利用できます。(1万円〜タイミングによって変動)
申し込みが複数あった場合は抽選になるようですが、アップグレードのメール待ちでチャンスを待ってみてもいいかもしれません。
2)空港カウンターの掲示板で確認する
フライト当日にチェックインカウンターで、金額とともにプレミアムフラットに変更できる案内が出ていることもああります。
他にもクワイエットゾーン(静かで証明が暗くなるエリア)にも少額で変更できることもあるみたいです。
3)機内アナウンスで募集がかかる
稀に機内アナウンスで「今からプレミアムフラットシートに変更可能です」という案内が流れるケースもあるようです。
おそらくエアアジアの方でもプレミアムフラットシートをこれだけ埋めないといけないというノルマのようなものもあるのかもしれません。
もしタイミングが合えば、直前のプレミアムフラットの案内に乗ってみてもいいかもしれません…!
コスパよく快適なフライトがしたいという人には、エアアジアのプレミアムフラットシートは快適に過ごすことも出来ておすすめかなぁと思います。
私自身移動が多いので、基本的にはLCC族なのですが、たまに席のグレードアップを試してみたりしてますが、エアアジアの通常席がなんだかんだ辛いなぁと感じることも多いのでプレミアムフラットは今後活用していきたいなと思いました。
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