思うこと

なりたかった自分・なれなかった自分に折り合いは付いているか。

山本ゆうこ
山本ゆうこ
もうすぐ41歳になります。もし寿命が80歳だとしたら、人生の折り返し地点なのかもしれません…。

(めちゃくちゃ長生きするかもしれないし、もっと短いかもしれないけど)

人生を半周したかもしれない今、ふと「なりたかった自分」と「なれなかった自分」を振り返ることがあります。

特に20代・30代は、「絶対に夢叶えっぞ!」と右腕ぶんぶん振り回す系だったので、いろんな夢や目標がありました。

その中で叶ったこともあれば、夢半ばで諦めたこともたくさんあります。

私は「やりたい」と思ったらすぐにやりたいタイプなので、見切り発車で飛び込んだこともたくさんありました。

もっと綿密に計画を立てていれば、もう少し精度高くできたこともあったかもしれません。

それでも今振り返ると、いろいろ挑戦してきてよかったなと思います。

ここ最近は、「今の平穏な日々がこのまま続けばいいな」と思うことが増えました。

昔の自分だったら、そんなことを思わなかっただろうなと思います。

そう思うようになったのは、「なりたかった自分」と「なれなかった自分」の両方に、少しずつ折り合いがついてきたからなのかなと思ったりしています。

そう思えるようになるまでは苦しかった

このブログを立ち上げた2014年頃から一貫して、私は「自由になりたい」という気持ちが人一倍強かったと思います。

けど、それと同時に「何者かになりたい自分」もいました。

大きな事業を成功させている経営者だったり、たくさんの人から尊敬されている人だったり。

……やっぱり経営者に、すごく憧れていました。

特に、活躍している経営者の方を見ると「かっこいいな」と憧れる一方で、自分はそうなれていないことにモヤモヤすることもありました。

私自身、アフィリエイトをやっていて会社にもしているので、経営者といえば経営者なのかもしれません。

けど社員もいないし、自分では経営しているという感覚がほとんどありません。

私にとってアフィリエイトは、お金や自由を得るための “手段” という感覚が強いです。

もちろん全員がそうだとは思わないけど、アフィリエイトという仕事そのものに誇りを持つというより、お金や自由を得るための手段として取り組んでいる人も少なくないのかなと思います。

だからこそ、何かを成し遂げているという感覚は全然なくて。

数年前までは、アフィリエイト以外の事業を成功させたいと強く思っていました。

けど実際に挑戦をしてみて、そして自分の気持ちを言葉にすればするほど、「自分は経営者として大きな組織を作れるタイプではないんだろうな」と感じるようになりました。

「何者かになりたい」
「何かを成し遂げたい」

その気持ちだけでは、人はついてこないし、大きなことを成し遂げられない。

「こんな世界を作りたい」と言いながら、その奥にあったのは、自分が何者かになりたかっただけだなと。

それを自分の中で消化できたのは、アフィリエイトを離れて、「ワークイン」や「ノマドばなな」という事業を展開しようと奮闘した時期があったからでした。

アフィリエイトの知識と経験で、立ち上げや集客はある程度なんとかなる。

けど、その先にある「商品そのもの」を磨き続けることは、本当にそこに情熱がないと続けられないんだと実感しました。

そして、その事業の先にある世界を「私は本当に実現したいのか?」と考えた時、

それよりも私にとっては、お金や自由のほうが大切なんだと気づきました。

以前、仕事に関する占いのようなものを受けた時に、

「お金を稼ぐ能力には長けているけれど、リーダーシップも研究心も創作性も、組織を築く能力もない」

と言われたことがあります。

自分自身、特に違和感もなく確かにそうだな…と思った覚えがあります。

会社員時代は営業をしていたけど、プレイヤーとして数字を作ることはできても、リーダーになってチームの数字を伸ばすことはできませんでした。

上司からも「プレイヤーとしては優秀だけど、協調性や社会人としての常識はもう少し身につけた方がいい」と言われていたので、たぶん当時からそのあたりは欠けていたんだと思います。

今も根本的には、そんな自分なんだと思います。

もちろん、たくさんの人から尊敬されている人や、世の中に名を馳せている人を見ると、「いいなぁ」と思う気持ちはあります。

けど同時に、自分には無理だったなと今は思います。

やり切ったからこそ、諦められた

そして、不思議と昔ほど苦しくありません。

それはたぶん、本気でやった時期が数年でもあったからだと思います。

やらずに諦めていたら、今でも「あのときやっていれば」と思っていたかもしれません。

自分なりに全力でやって、それでも「ここじゃないな」と思えたから、ようやく折り合いをつけられた。

だから今は、ないものを追いかけ続けるよりも、自分が長けている場所でとことんやって、「自由とお金」という自分が本当に大切にしたいものを磨いていきたいと思っています。

資産という目に見える数字も少しずつ築いてきて。もちろん、これから先も何があるか分かりません。

それでも、心の安定度は10年前とはまったく違います。

独立したての頃は、不安で不安で毎日仕方なかったし、先の見えないトンネルの中にいるような日もたくさんあったけど、

その日その日を全力で生き抜いてきた自分と、毎回訪れる壁を全力で壊しにかかって、なんとか崩し崩し前に進んできた日々があるからこそ、

何かあってもまた乗り越えられる…だろう…と思ったり、思わなかったり。

でも少なくとも、10年前よりはそう思えるようになりました。

なりたかった自分になれた部分もある。

なれなかった自分もいる。

諦めた夢もある。

それでも、やり切ったからこそ「これはもういいや」と思えることもある。

もしかしたら、夢を諦めることと、夢に折り合いをつけることは、少し違うのかもしれません。

やり切ることは、夢を叶えるためだけじゃなく、叶わなかった夢をちゃんと手放すためにも必要なのかもしれない。

40年間、とりあえずお疲れさま。

人生の後半戦は、もう少し肩の力を抜いて、ゆるく生きていこうや〜と自分に声を掛けたい気持ちです。

とはいえ、気づけばまた肩ぶん回して、何かをやろうとしそうな気もするけど。

とりあえず、今の夢は大富豪です。

そんな41歳の誕生日、2週間前でした。

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