タイ

バンコクからチェンマイに寝台列車に乗ってみた【チケットの予約方法から乗車体験まで】

山本ゆうこ
山本ゆうこ
バンコクで2日間滞在した後は、大好きなチェンマイへ向かいます!

バンコクからチェンマイはいつも国内線の飛行機を使ってたのですが、寝台列車でも行くことが出来ると聞いて気になってたので、今回は寝台列車で向かうことにしました。

日本ではほとんどなくなってしまった寝台列車ですが、人生で一度は乗ってみたいなと思っていたのですが、ついに経験することができました。

バンコクからチェンマイまでは14時間ほどかかりますが、足を伸ばして寝ることもできるので、体力的にキツく感じることもなく、初めての寝台列車に常にワクワクしてあっという間にチェンマイに到着しました。

そんな寝台列車の車内の様子や乗車方法も含めて紹介したいと思います。

バンコク⇔チェンマイの寝台列車は大人気

まずバンコク⇔チェンマイの寝台列車はすごく人気があるようで、なかなかチケットが取れないと言われているようです。

今回は2週間前くらいに予約をしたので、無事チケットをゲット出来ました。

チケットを入手する方法は2択で、当日駅で購入するか事前にネットで予約する方法です。

先ほども出てきたように、バンコク⇔チェンマイの寝台列車は人気なので事前にネットで予約しておいた方が安心です。

ネットでの予約の場合、寝台列車のチケットは代理店のサイトで購入する形になります。

色んなサイトを見ていて一番多く出てきた「12go.asia 」というサイトから予約をしました。

「日本語」を選んで、出発地、到着地、日付などを入れて検索します。

 

時間帯、車両などによっても値段が異なります。今回私は22時バンコク出発、翌日12時にチェンマイ到着の2等車を予約しました。

寝台列車の車両の種類について

寝台列車には1等車と2等車がありますが、それぞれの違いはこんな感じです。

1等車
  • 個室になる
  • 部屋に洗面台がある
  • 500mlの水が1人1本ついてる
2等車
  • 個室ではない
  • 自分のスペースをカーテンで区切れる
  • 2段ベッドの上段と下段がある

ちなみに1等車は個室ですが、2人1部屋となっているため1人で利用する時は相部屋になる可能性があります。

鍵をかけるタイプの個室になるので、知らない人との相部屋を避けるためには、1人で2部屋分の運賃を支払って1部屋を貸し切る形となります。

ただ寝台列車を利用したことがある人曰く、2等車で充分快適とのことだったので、今回は2等車に乗ってみることにしました。

ただ2等車の中でも、上段と下段だと断然下段がおすすめ!とよく見かけます。

その理由としては、下段だと窓があるので寝台列車ならではの雰囲気を味わうことが出来ることと、ベッドスペースも広く天井の高さも下段の方が高いので快適さがかなり違うみたいです。

予約時にメモの欄に「下段を強く希望します」と添え書きをしてみました。。

予約してたチケットを取りに行こう

ネットで予約をしたチケットは出発駅のフワランポーン駅の前にあるDOBビルの1階で受け取ることが出来ます。

フワランポーン駅の向かいにあるビルです。

営業時間は10時~20時までなので、22時出発の電車に乗る時に直前に行くと閉まってる可能性があるので注意して下さい。

私は夕方フワランポーン駅に到着してチケットを受け取ったのですが、強く希望した下段ではなく上段となってました。。

DOBビルのチケットセンターでは、駅の窓口で上段に変更出来るか聞いてみてと言われたので窓口へ。

駅の窓口で下段に変更してもらう

フワランポーン駅は常に人で溢れてます。

窓口らしきところに行き、下段に変更可能か聞いてみることに。

右側の青い画面の列に並びます。

おばちゃんに「下段に変更して欲しい」と伝えたところ、パソコンをカタカタして「ノー」と言われてしまいました。

その瞬間、激しく肩を落として「オーーーノオオオオ」と伝えて、財布を広げて「ペイ、ペイ」と追加で支払うので、なんとか下段を・・・・と伝えてみました。

(上段より少しプラスで下段に出来る仕組みになってるみたいです)

すると、もう一度パソコンをカタカタして「オッケー」と!

よかった、本当によかった。

出発まで時間があるので荷物を預けて出かけよう

フワランポーン駅には特に何もないので、22時出発まで時間があるのでナイトマーケットに行くことにしました。

フワランポーン駅には荷物を預けることが出来る場所があるので、そこにスーツケースを預けると動きやすくなります。

4の荷物預け場所は正面入口から入ったら、すぐ左奥にあります。西側入口から入った場合は、奥に進んで右手にあります。

機内持ち込みサイズで10kg以上はあったのですが、80バーツで預けることが出来ました。

ちなみにフワランポーン駅から10分くらいで行ける「タラートロットファイラチャダー」というナイトマーケットに行ってきました。これはまた別の記事でまとめてます。

フォトジェニックが激し過ぎるバンコクのナイトマーケット【タラート ロットファイ ラチャダー】今回、バンコクからチェンマイに寝台列車で行くにあたって、電車の出発までに少し時間があったので、寝台列車が発車するフワランポーン駅から電車...

いざ寝台列車に乗ってみよう

出発前はこんなにも人が・・・

ちなみにトイレに寄ったところ、シャワーが10バーツで利用出来る案内を見つけました。

到着してチェンマイのホテルでシャワーを浴びればいいかなと思ってたのですが、14時間の電車の旅の前にやっぱりシャワーを浴びておきたいと思って利用してみることに。

お湯は出ない、海の家とかにありそうな水のシャワーです。

もちろんシャンプーリンス、ボディソープなどは一切なく、スーツケースから色々出してワシャワシャ。着替える場所とかもないので、水浸しと戦いながらなんとかシャワー完了。

実際に寝台列車に乗ってみた

シャワーも浴びてスッキリ、寝台電車に向かいます。

22時バンコク出発でチェンマイには12時に到着予定なので、14時間の旅がスタート!

夜の電車ってなんかワクワクする・・・

22時出発の電車だからか、既にベッドメイキングが終わってました。もう少し早めの電車だと通常の電車の席でスタートとして、途中で通常の席がベッドに変わるみたいです。

2等車の下段はこんな感じ。カプセルホテルやドミトリーでこの感じは慣れてるので、個人的には全然大丈夫です、寝れます。

ちなみに上段はこんな感じで、伝わりにくいかもですが、柵がそんなにある訳ではないので落ちそう、、しかも狭い。

大きめのタオルがあるので掛け布団として使えます。

ちなみにスーツケースや大きいバックパックのリュックを廊下に置いてる人も多かったですが、私はベッドの中に入れこみました。

下段だとそこまで狭い感じもなかったので、スーツケースがあってもそこまで狭く感じることもなかったです。

ちなみに2等車は消灯時間は特にないので、車内はずっと明るかったです。

カーテンで仕切ることは出来るけど、暗くないと眠れない人はアイマスクとかがあった方がいいかもしれません。

朝方の雰囲気がすごく良かった

ちなみに私の乗ってた列車は欧米人の仲間同士が賑やかで2〜3時間はおしゃべりしてたみたいで、なかなか寝ることが出来ませんでした。

また電車はかなりガタゴトします。とにかく揺れる、音がなるので寝れない人は寝れないだろうなと思いました。私は起きたら朝でした。

朝起きたら外も明るくなっていて、チェンマイに近づくにつれてどんどん自然が豊かになっていく風景がすごく良かったです。

▼寝台列車の風景の動画を撮ってみました

朝起きたらベッドが通常のシートに早変わり

ちなみに朝起きたら各駅でどんどん人が降りていきます。人が降りるとメイキングボーイのような人がやってきて、ベッドを通常のシートにメイキングしていきます。

私も降りる1時間くらい前に通常のシートに戻してもらうよう希望しました。

メイキングボーイはあっという間にベッドからシートに、手際が良すぎてビックリしました。

メイキングボーイが仕掛けていく途中経過。

ちなみに電源コンセントはないと思ってたら、車両内の座席の部分にいくつかだけ電源コンセントが設置されているみたいです。

また車内販売があると聞いてたのですが、夜のタイミングは遅い時間だったからか販売はなく、朝のタイミングでフルーツやタイっぽい食事の車内販売がありました。

お水はもっと大きいものを持ち込めば良かったと後悔しました。

無事、チェンマイ駅に到着した時はグッタリというよりも清々しい気持ちでした!

いつもとは違う経験が出来る寝台列車はおすすめ

ちなみに寝台列車と飛行機を比べると、実はそこまで値段の差がありません。

寝台列車の場合
1等車1953バーツ(1人で使用)
1等車上段1453バーツ(2人で使用)
1等車下段1253バーツ(2人で使用)
2等車上段791バーツ
2等車下段881バーツ
LCCの場合
3,000〜4,000円程度

2等車下段の場合、881バーツなので約2,800円くらいです。

バンコク⇔チェンマイ間は、エアアジアが安く渡航してるのでそこまで料金も変わらず、飛行機だと1時間ちょっとで到着してしまいます。

ただ寝台列車だからこそ味わえる経験や風景もあるので、一度は乗ってみてもいいかなと思います。

寝台列車でロマンを感じてみたい人は、是非バンコク⇔チェンマイの寝台列車体験をしてみて下さい!

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