それが市街地から車で30分ほど離れた場所にあるhoshihana village(ホシハナビレッジ)です。
日本人の俳優さんたちが出演する「プール」という映画の舞台になったホテルです。
その影響もあって、ここ最近では予約も取りづらくなっているみたいです。
当初は2泊しようと思ってたのですが、希望のお部屋の予約が埋まっていて1泊のみの滞在となりました。
お客さんは主に日本人と、映画の影響もあって最近では韓国人のお客さんも増えているみたいです。
目次
ホシハナビレッジはこんなところ
チェンマイの中でも、市街地からは車で30分離れた場所にあるため、タクシーやUBERで行くのがおすすめです。
チェンマイの旧市街地からは、タクシーで400~500THB(1,500円前後)かかりました。
ホシハナビレッジに近づいてつれて自然が多くなってきて、ニマンヘミンや旧市街地とはまた違ったチェンマイを楽しめます。
かなり入り込んだ場所にあるので、タクシーの運転手さんが迷ってしまうこともよくあるようでGoogleマップが必須。
到着したらここでチェックイン。受付も自然の中で気持ちいい
日本人の女性スタッフさんが案内をしてくれました。
ここは、朝食やディナーを食べるダイニング。
ディナーは部屋での食事を選ぶことも出来ますが、ダイニングの夜の雰囲気がすごく良いみたいでダイニングでの食事をすることに。
映画の舞台になったプールがこちら。
もたいまさこさんが座ってたイスがこちら。
お昼はここでゆっくり本を読んだりと、心地よい時間を過ごせます。
チェックインしたのが夕方だったこともあり、夕方の木漏れ日がすごくいい雰囲気でした。
ホシハナビレッジでは、ゆっくりと時間が流れる感じがします。
泊まったお部屋は「土の家」
ホシハナビレッジでは7種類の部屋タイプがあるのですが、それぞれに特徴があります。
今回私が泊まったのは「土の家」というお部屋です。
それぞれがコテージになっていて、別荘のような雰囲気。
土の家のお部屋の中は、こんな感じ。
テーブルもソファも部屋の壁も全て土でつくられていて、ぬくもりを感じるお部屋です。
エアコンはなくて、上の扇風機がゆっくりと回ります。
暑く感じる時もありますが、夜はそこまで暑くはなくて心地よい温度感で過ごせました。
ちなみにベッドの中から見た風景はこんな感じ。
土の家は虫がすごく多かった
チェックインの時にスタッフさんから言われたのですが、土の家は一番虫が多い部屋とのことでした。
自然の中のホテルなので、ある程度の自然との共存は覚悟していたのですが、史上最強に虫が多かったです。
土の家の外に、蜂に似た虫たちが何か巣のようなものを作っています。
スタッフさんいわく、タイ人はこの蜂に似た虫(蜂ではない)を崇めているようで、この巣が出来たらラッキーくらいに思っているので除去出来ないそう。
この虫が、土の家の周りにわんさかいます。
間違って土の家のドアを開けっ放しにしてると、どんどん部屋に侵入してきます。そして夜になると部屋の明かり目掛けて、網戸にぶつかってきます。
ザーッと聞こえたので「雨かな?」と思ったら、この虫たちが網戸にぶつかってくる音でした。
蚊取り線香やスプレーなど蚊の対策グッズがたくさん置いてました。
電気付きの虫叩きもあります。
また虫とは関係ないのですが、朝起きたらプロレスの観戦をしてるのかな?と思うくらい「うおおお」「うおおおおお」と歓喜に満ちた声が聞こえてきました。
言い過ぎとかではなくプロレスの観戦だと思ったのですが、これは夜が明けたことによる鳥の喜びの鳴き声だったみたいです。
スイカハウスはこんな感じ
(2023年2月追記)スイカハイスにも宿泊したのですが、こんな感じで可愛らしい雰囲気のお部屋でした!
ホシハナビレッジの食事が美味ししすぎた
ホシハナビレッジでは、夕食と朝食を事前にオーダーすることが出来ます。
夕食は、マッサマンカレーと季節のタイ野菜サラダにしました。
マッサマンカレーは初だったのですが、ホシハナビレッジのマッサマンカレーは全く辛くなくてまろやかで野菜もごろごろ入っててすごく美味しかったです。
サラダは味付けが濃いめですが、ピーナッツが入ってたりと食べごたえがありました。
朝食は、タイヤイ麺セットにしました。
トマトベースのスープにもちもちの麺で、すごく優しい味付けで美味しかったです。
大好きな空芯菜の炒め物とカットフルーツも付いてきました。
ホシハナビレッジには猫がたくさんいる
ホシハナビレッジの敷地内は、プールがあったりダイニングも雰囲気が良いので、敷地内だけでも堪能することが出来ます。
また敷地内を歩いていると、必ず猫に遭遇します。
この子はタラチャン。部屋のWi-Fiに「TARACHAN」という回線がありました。
この子はすごく人懐こい猫です。足元に擦り寄ってきます。
凛々しい横顔のイケメン猫
猫好きにはたまらない環境だと思います。
夜の敷地内もステキな雰囲気
夜のダイニングはこんな雰囲気。
土地の部屋もランプが灯って、いい雰囲気になります。
近くにはまさかのグランドキャニオンがあった
ホシハナビレッジから徒歩3分くらいの場所に、まさかのグランドキャニオンがあります。
2015年頃に観光名所となったみたいで、現地の人をはじめ欧米人の人がよく足を運んでるみたいです。
こんなに堂々と、グランドキャニオン!!
パンダが出迎えてくれます。
ターザンロープがあったり、水着を持っていけばプールの遊具で遊べるみたいです。
何も遊具などは使わない場合は、入場料150THBでした。
チェンマイグランドキャニオンのカフェ
ちなみにグランドキャニオンに入場すると黄色いチケットがもらえるのですが、グランドキャニオン内のカフェでドリンクが1杯無料になるとのこと。
チョコキャニオン
いろんな種類のかき氷もありました。
この日はホシハナビレッジがあるハンドン地区が計画停電だったこともあり、メニューが限られていてソーダしか頼めませんでした。
クーラーも電気も付かず汗だくになりながら、グランドキャニオンを眺めながらパンダのソーダを飲みました。
ホシハナビレッジの宿泊費が寄付に繋がる
ホシハナビレッジに泊まるにあたって、すごくステキだなと思ったことがあります。
ホシハナビレッジは元々、1999年に設立された孤児の生活施設「バーンロムサイ」の支援やそこに暮らす子どもたちの職業訓練や将来の職場の一つとなるようにというコンセプトで運営が始まったようです。
そのためホシハナビレッジに宿泊することで、宿泊費の一部がバーンロムサイという孤児院に寄付されるとのこと。
宿泊費は1泊2000THBからと、市街地のホテルに比べると少し高く感じるかもしれませんが、こんな風に大好きなチェンマイの子どもたちの支援に少しでも繋がるのはうれしい。
他にも色んな支援の仕方があるので、自分に出来ることから始められます。
自然を感じられる敷地、ぬくもりを感じられるお部屋、優しい味のご飯、心温まるコンセプト、全てが魅力的なホシハナビレッジの宿泊体験でした。
チェンマイで自然を感じながらゆっくりとした時間を過ごしたい人には、おすすめしたい宿泊施設です。
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