私は、父が建築出身ということもあり、安藤忠雄さんの建築物が好きなようで、何かと安藤忠雄の美術館に行く機会も少なくありません。今回は、そんな父の希望もありつつ瀬戸内リトリートに泊まってみました!
瀬戸内リトリートは、もともとティッシュペーパーの「エリエール」で知られる大王製紙株式会社の美術館として設計された建物だったようです。
それが、2015年4月閉館後、安藤忠雄氏の手によってリニューアルされ、現在の瀬戸内リトリートのホテルとして利用されるようになったとのこと。
そのため、館内の至るところには美術館のギャラリーを感じられる雰囲気が残っていて、安藤忠雄さんといえばの、” ちょっと無機質に感じられるコンクリートの打ちっぱなしの壁 ”との融合が他のホテルでは感じられない異質さを放ってます。
個人的には、瀬戸内リトリートの写真でよく見る瀬戸内海に続くインフィニティプールが見てみたかったのですが、夕日の時間にちょうど絶景ビューを見ることもできて大満足の宿泊となりました。
目次
瀬戸内リトリートへのアクセス
瀬戸内リトリートは、松山空港からは車で50分、松山駅からは35分ほどかかります。
ホテルがある場所は小高い丘の上に位置するので、周りはエリエールのゴルフ場があるくらいで、他にはなんにもありません。
山に囲まれて、とはいえ瀬戸内海の島々を海と一緒に見渡せるロケーションは最高かなと思います。
安藤忠雄が設計・建築を手がけたホテル
先ほどもお伝えしたように、瀬戸内リトリートは建築家の安藤忠雄さんが設計・建築を手がけたホテルです。
余計なものを削ぎ落し、本当の自分を取り戻すための「MINIMAL LUXURY」をコンセプトとしているとのこと。

入り口を入った瞬間から、全てがシンプル。美術館であったことを感じられる空間に、今も残っているアート作品は一点だけ。

奥には椅子が2つ並べられていて、外の緑を眺めながらくつろぐこともできます。

チェックイン時にはおしぼりとウェルカムドリンクをいただけます。

ウェルカムドリンクは、シャンパンもしくは愛媛のみかんジュースが用意されています。

かなり濃いめのオレンジジュースで冷たくて美味しいので、一気に飲んでしまう…。

客室は全7室100平米以上で、オールスイートの仕様になっています。
本館に2室、別館に5室用意されていて、今回は別館の「半露天温泉スイート フォレストビュー」に宿泊をしました。
半露天温泉スイート フォレストビューのお部屋はこんな感じ

全7室ということで、1フロア1室のみなのでお隣さんがいないのは気軽でうれしいところ。入り口もコンクリートの打ちっぱなしにグレーのスチールのドアなのでThe無機質。

お部屋の中は、奥行きがめちゃくちゃ広い…!!ダッシュしたらちょっとした息切れを起こしそうなほどの距離。
今回は父、姉との3名での宿泊だったのでツインベッドにエキストラベッドがついてます。

逆から見るとこんな感じ。15時ごろにチェックインしたのですが、日差しが眩しいくらいに日が差し込んでました。

窓の外にはバルコニーがあって、緑を眺めながらゆったりと過ごすことができます。
オススメは、朝方の涼しい時間帯に鳥のさえずりに耳を傾けながら、緑をただ眺めるという至福な時間の過ごし方。

外が暑い時は、部屋のベッドに寝そべってても外の景色は見ることができるので、冷房のきいたお部屋でゆったり過ごすのもまたきっと至福です。


部屋の中には、デスクと椅子があり、その上にはタブレット端末が置いてありTVを見られるようにもなってます。

防水で持ち運びもできるので、あとで紹介する客室露天風呂の中でTVを見ることもできます。

またフリードリンクとして、コーヒー、紅茶、お茶、お水が用意されています。

コーヒーに関しては、豆から挽けるように主導の豆挽き器も用意されています。初めての豆挽き体験もしてみました…!

また冷蔵庫の中のアルコールや烏龍茶、コーラ、炭酸水、オレンジジュースもフリードリンクとして人数分用意されています。
上質なアメニティと設備が充実

また客室の奥の方には、広い洗面台が2つ用意されています。

愛媛といえばの今治タオルのセットに加えて、必要となるアメニティは全て用意されています。

ちょっとしたハンドソープなんかも、アロマのいい香りがして癒されます。

また扇風機はダイソンのものが用意されていて、初めて利用したのですが、風圧がものすごい…。ダイソン体験ができます。
客室半露天温泉がついてる

また客室の一番奥には、半露天温泉がついているので、時間を気にせずゆったりと温泉タイムを堪能できます。
窓の外からはゴルフ場が見えるので、夜はもちろん、朝風呂もすごくオススメです。
また、手前は水深5cmと寝湯ができるようになっていて、寝っ転がっても耳に水が入らない設計になっています。寝湯が気持ちよくて何時間でもいれてしまうほど。
瀬戸内海へと繋がるインフィニティプールが絶景

瀬戸内リトリートといえば、やっぱりこの絶景ビュー。
打ちっぱなしのコンクリートに囲まれたプールが、瀬戸内海に続くように見えて、ちょっとしたアート作品を見てるよう。

角度的に夕日が見える時間は、ちょうどプールの真ん中に日が沈むように見えることも多いようで、なんとも言えない幻想的な絶景ポイントになります。
夕日はただでさえ時間帯によって表情を変えていく中で、この鏡ばりになるプールとのコントラストが本当に美しい。

ちなみにプールの先まで行くと、山の奥の海に沈む夕日を見ることもできます。

そして夕日が沈んだあとの、マジックアワーの瞬間もまためちゃくちゃよくて。夕焼けが真っ赤に燃えながらも、プールが少しライトアップされた水色とグラデーションになっていて。
これが見れるだけでも、泊まってよかったと思えるほどの絶景でした。
フリードリンクのラウンジでゆったり過ごせる

ちなみに、先ほどのインフィニティプールと直結したラウンジがあり、夕日が沈むまでの時間をラウンジでゆっくり過ごすこともできます。


ラウンジのドリンクは全てフリードリンクで、シャンパン、オレンジジュースをはじめ、カプチーノなどが作れるコーヒーメーカーもあります。
プライベートプールやサウナは貸切可能

瀬戸内リトリートでは、屋外のインフィニティプール以外にも本館の地下にプライベートプールがあり、こちらは貸切で利用することができます。
部屋のプランによっては特典として利用できるみたいですが、基本的に1時間1万円で貸切可能とのこと。

ジャグジーバスもあったり、ちょっとした休憩スペースも用意されています。

貸切の時には、Bluetoothで好きな音楽を流すこともできるみたい。

またサウナも利用できるので、サウナ好きにはたまらないラインナップかと。サウナ自体も外の景色が見れるので、ただ汗をかくために我慢して…というだけでなく、ちょっとしたリラックス効果もありそう。

着替えスペースもタオル、お水、アメニティも充実してます。
瀬戸内リトリートのディナー内容

メニューのラインナップはこんな感じ。かなりボリューム満点なのかな?と思いながらも、少しお腹がいっぱいになるくらいで、ちょうどいいくらいの量でした。
ここから先は、説明なしで料理写真をザーッと並べていきます。デザートまでひとっとび。









食べた気分になったでしょうか?はい、めちゃくちゃおいしかったです。
個人的に一番感動したのが、伊予牛ロースと松茸しゃぶしゃぶの伊予牛。なめらかなお肉で柔らか!!おいし!!となりました。
瀬戸内リトリートの朝食内容
そして、朝食も和食スタイルです。朝からこんなに食べれるかな?というボリューム満点の朝ごはん。

どれも新鮮な食材を使用し、瀬戸内の魅力がたくさん詰まったラインナップの朝食でした。

ちなみに夕食も朝食も、カウンターもしくはテーブル席を選ぶことができます。

どちらも窓の外には滝が流れていて、水の音をききながら、たまにコオロギが鳴く声もききながらゆったりした食事の時間を堪能できます。
絶景ビューのスパルームで癒しのひと時を

瀬戸内リトリートでは、スパも用意されていて60分15,000円〜施術を受けられます。
2部屋だけの贅沢なスパルームで、柚子、みかん、文旦など、瀬戸内の自然の恵みを取り入れたトリートメントが用意されています。

スパルームからは、瀬戸内の青い海と島々がパノラマビューとして眺められて、ここの景色もただただ絶景。
スパ中はうつ伏せになってしまうのがもったいないくらいの景色。

オイルやクリームの香りを選ぶこともでき、施術の腕もホテルの高級スパといった内容で、うっかり眠ってしまうほど至福な時間を過ごせました。

着替えのお部屋も清潔感があり、ちょっとしたバスルームなんかも付いてます。
瀬戸内リトリートの宿泊料金

瀬戸内リトリートの宿泊料金ですが、今回は半露天温泉スイート フォレストビューのお部屋に3名夕食・朝食付で1泊163,296円でした。プラスでスパ15,000円/名、夕食時のドリンクが別途かかってます。
高級ホテルの部類に入るものの、1名5万円ちょっととなるとアマンシリーズなんかと比べると少し安く感じました。(アマン系は1泊10万円超えることも…)


ちょっとした記念日やお祝いにも、良さそうなホテルだなぁと思います。
瀬戸内リトリート青凪の詳細
住所 | 愛媛県松山市柳谷町794-1 |
アクセス | 松山駅より車で約35分 |
チェックイン・チェックアウト | チェックイン15:00、チェックアウト11:00 |
ホテルの設備 | 共有スペース 、歯磨きセット、くし、タオル、湯沸しポット、ドライヤー、加湿器(貸出)、スリッパ、ナイトウェア、冷蔵庫、ラウンジ、屋外プール、プライベートプール |
夢や目標に向けて走る仲間が集まる55(ごーごー)倶楽部というFacebookグループをやってます。
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